五感体験型の最強に怖いお化け屋敷

石川県金沢市に病院を題材にした、血の糸というお化け屋敷があります

血の糸は、ダイトクコーポレーションの会社の方たちと金沢美術工芸大学の学生さんたちで制作されました。

廃病院をモデルにしています。

それだけでもすごく恐ろしいのですが、とても珍しく五感体験型のお化け屋敷になっています。

五感体験型とは、聴覚・嗅覚・味覚・触覚・視覚を刺激して体験するお化け屋敷です。

まず聴覚は、骨伝導ヘッドフォンを使用して入場します。

この骨伝導ヘッドフォンとは、骨を震わせて聴覚神経に直接音を伝えるので、耳の穴を塞がずに使用することができて、使用しながら周囲の音も聞こえるのでより臨場感を楽しむことができるそうです。

嗅覚は独特な廃病院の香りを噴霧していて、味覚は帰りに美味しいカレーを用意してくださっているそうです。

触覚は夏でも冬でもどの季節でも、肌寒く感じるように設定されています。

視覚は院内を凝視しないとクリアできないミッションがあるのでこのリアルな造形に視覚の恐怖が襲ってきます。

美大生の方たちが制作しているので、ただ怖いだけではなくてリアリティのある恐怖が本当にありますよね。

また血の糸が開催されてから、会社の社員の方たちに本当の恐怖体験が何度かあるそうです。

すでにテレビや新聞などで13回も紹介されていて、一度体験した方は必ずリピーターになるほど怖いけど病みつきになるそうですね。

週に一度しか血の糸は開催されていませんが、完全予約制になっていて、しかも料金は無料で美味しいカレーも食べられるのはいいですよね。